2008年5月7日水曜日

luis:002 PTA新聞とよく似た仕事

PTA新聞ですか〜。
ジャンルはちと違うのですが、こちらは、この時期、春の叙勲が発表され、産業界、文化界ほかさまざまな分野から勲章が授与される季節、その下部表彰である産業功労賞に伴う仕事があるのですね。

勲○等なんていう国歌褒章はそれこそ国が仕切っているのでオレのところにまわってくる仕事も知れているのですが、業界団体や役所に出入りして仕事をしていると、その下部表彰である産業功労賞にまつわる仕事がね、この時期、舞い込んできます。

祝賀会が開かれるんですけど、その際のパンフをつくったり、表彰状をつくったりと、なんやかんやとこまごました仕事が、周辺に散らばってるんですわ。

ところがですな、これが毎度毎度、なかなかめんどくさいですねん。。。

業界団体は、そこに属している企業の社長さんがメンバーなのですが、団体理事や役員でなくても、皆さん、自社に帰れば一国一城の主、口うるさい人もいれば上からモノを言う人もいたり、文句だけの人がいたり…、まあ、さまざまなのですが、めんどくさい人が多いのは事実で(笑)

表彰状ひとつつくるだけでも、句点の位置からフォントの大きさまで、いろんなことを言うてきはりますわ。それも、ひとりふたりでなく、あちこちから、それもなんの配慮もなく、気まぐれ的なものまであり(笑)

つくる作業よりも、はっきりいって、そのあたりの苦情みたいなもんを処理していくことに腐心しているほうが、多いです。

まあ、それも編集作業の一環といってしまえばそれまでなのですが、オレ、単なる下請けやし(笑)

PTA新聞の編集会議ですか。。。
デザイナーとして参画するよりも、クリエイティブ・ディレクターとして参画することのほうが、仕事量としては多そうですな。
PTAの役員なんざ、断りきれずに嫌々引き受けただけのまったくやる気のない人と、学校教育を真剣に憂えている人の2派にわかれるんでしょうな。
ディレクションの肝は「管理」にあって、「人の管理」「時間の管理」「おカネの管理」「品質の管理」が柱になっていると思うのですが、一番腐心するのは、「人の管理」でしょうな。
やる気のない人に、やってもらわねばならない仕事をやってもらう、他人の仕事に無遠慮に批判を差し挟ませないようにする…、そのあたりのことを、風を受け流す柳のごとき柔らかさでこなしていかんとあかんのやろな、と、想像してみたりするのですが、こっちも業界団体の仕事を抱えているゆえ、他人事のような気がせんですな。

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